東芝洗濯機
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東芝の洗濯機の風呂水ポンプ寿命と対策

風呂水ポンプが動かない時の寿命と解決策をまとめたタイトルスライド
kazuya0529
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こんにちは。ウォッシュログ、運営者のKです。

毎日のお洗濯、本当にお疲れ様です。少しでも水道代の節約に繋がればと、お風呂の残り湯を洗濯に活用されている方もきっと多いですよね。

でも、急に東芝の洗濯機で風呂水を吸わないトラブルが起きたとき、風呂水ポンプの寿命が来てしまったのかと不安に感じることはありませんか。

また、修理や部品の交換が必要なのか、それとも市販の互換品で対応できるのか、エラーコードが出たときの対処法はどうすればいいのかなど、気になることも色々と出てくるかなと思います。

実は、ポンプが動かない原因は、必ずしもモーターが完全に壊れてしまったからではなく、ちょっとした設定の見直しや日々のお手入れで解決できるケースも少なくありません。

この記事では、風呂水ポンプが動かなくなる根本的な原因や、いざという時にご自宅でできるメンテナンス方法について、私の知見をもとに分かりやすく解説していきますね。

記事のポイント

東芝の洗濯機における部品の保有期間と寿命の目安

風呂水を吸い上げない原因とエラーコードの仕組み

ご自宅で簡単に試せるエア噛み解消やお手入れの手順

ホースの交換費用や外部ポンプを使った延命のアイデア

東芝の洗濯機における風呂水ポンプの寿命

ここでは、東芝の洗濯機に搭載されている風呂水ポンプがどれくらいの期間で寿命を迎えるのか、そして「水を吸わない」というトラブルの裏に潜んでいる具体的な原因について深掘りしていきますね。

ポンプの流体力学的な仕組みやエラー表示が持つ本当の意味を知っておくと、いざという時に焦らず、適切な対応ができるかなと思います。

修理可能な部品の保有期間は製造後6年

洗濯機の部品保有期間は製造後6年であり、修理を断られる可能性が高くなることを示すスライド

家電製品が故障した際、「いつまでならメーカーに修理をお願いできるのか」という疑問を持つ方は多いと思います。実は、メーカーには製品の機能を維持するための「補修用性能部品」を保管しておく期間が法的なガイドライン等に基づいて定められており、これが実質的な「修理の限界(寿命)」を見極めるひとつの指標になります。東芝の洗濯機の場合、この部品保有期間は製造打ち切り後から6年と設定されているんですね。

「たった6年?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。例えば、冷蔵庫なら9年、エアコンなら10年といったように、他の白物家電はもう少し長く設定されていることが多いです。しかし、洗濯機は水や各種の洗剤を大量に扱い、さらに脱水時の激しい遠心力や振動に毎日耐え続けるという、家庭内でもトップクラスに過酷な環境で稼働する機械です。

そのため、6年を超過するとポンプ内部のモーターだけでなく、本体のフレームや軸受けなど、全体の安全な稼働を保証することが難しくなってくるという背景があるんです。

(出典:一般社団法人 日本電機工業会『補修用性能部品の保有期間』

もし、風呂水ポンプがうんともすんとも言わなくなり「完全に寿命かな?」と思ったときは、まずご自宅の洗濯機の側面に貼られているシールを見て、型番と製造年を確認してみてください。製造終了から6年以上が経過している場合、メーカーに修理を依頼しても「部品の供給が終了しているため修理できません」と断られてしまう可能性が非常に高くなります。

この6年というタイムラインをひとつの区切りとして、後ほどご紹介するDIYでの回復策や、外部ポンプを活用した代替策に切り替えるか、あるいは新しい洗濯機への買い替えを検討するか、判断の基準にしていただければと思います。なお、この期間はあくまで一般的な目安ですので、ご自身の機種の正確な情報は公式サイトをご確認くださいね。

水を吸わない原因とエラーコードの仕組み

エラーC5、C51、C52はモーター故障ではなく、3分間お水が増えないことによるタイムアウトを示すスライド

風呂水ポンプに関するトラブルの中で、ユーザーさんから圧倒的に多く寄せられるのが「モーターが回っているウィーンという音はするのに、一向にお湯を吸い上げてくれない」という症状です。こうなると「ついにポンプが壊れた!」と慌ててしまいますが、ちょっと待ってください。

東芝の洗濯機はとてもシステムが優秀で、異常を感知した際には操作パネルに「C5」「C51」「C52」といったエラーコードを表示し、安全のために運転を自動で止めてくれる仕組みになっています。

ここで重要なのは、これらのエラーコードは「ポンプのモーターが故障しました」という直接的な宣告ではない、ということです。システムの本来の意味は、「決められた時間(約3分間など)ポンプを動かして水位を監視していたけれど、洗濯槽のお水が指定の量まで増えませんでした」という事実を検知した結果に過ぎません。つまり、ポンプ自体は一生懸命働こうとしているのに、何らかの理由でお水が届いていない状態なんです。

ポンプが水を吸い上げるためには、遠心力を使って内部に「負圧(引っ張る力)」を作り出す必要があります。しかし、浴槽の残り湯が極端に少なくて空気を一緒に吸い込んでしまったり、ホースの途中に針の穴のような小さな破れがあってそこから空気が漏れ入ったりすると、ポンプの中で空気が空回りしてしまい、お湯を持ち上げる力が失われてしまいます。

洗濯機はこれを異常とみなし、モーターが焼き切れるのを防ぐためにフェイルセーフ(安全装置)を働かせてエラーを出しているんですね。まずはエラーコードが出ても焦らず、お湯の量やホースの状態など、ポンプの周りの環境を疑ってみるのが解決への第一歩かなと思います。

水栓の閉め忘れによる呼び水エラーに注意

水道の蛇口を開けて一瞬だけ水道水を出し、ポンプ内部の空気を抜く仕組みの解説図

「お風呂の残り湯だけで洗濯とすすぎをする設定にしたんだから、水道の蛇口(水栓)はしっかり閉めておこう。その方が絶対に節水になるし!」……実はこれ、風呂水ポンプのトラブルにおいて最も多く見られる「勘違い」であり、エラーを引き起こす典型的な原因なんです。

東芝の洗濯機は、風呂水ポンプが最大限の吸引力を発揮できるように、ある賢い仕組みを取り入れています。それが「呼び水」です。ポンプの内部に空気が残っていると、インペラ(羽根車)が空回りしてしまい、重力に逆らってお風呂場から洗濯機までお湯を引っ張り上げることができません。

そこで洗濯機は、お洗濯やすすぎの工程がスタートした直後、ほんの一瞬だけ給水弁を開き、水道の蛇口からの水圧を利用してポンプ内部に「呼び水」を流し込みます。これで内部の空気を押し出し、お湯を吸い上げるための準備を整えているんです。

もし良かれと思って水道の蛇口を固く閉めてしまっていると、この呼び水が一切供給されません。

呼び水をもらえなかったポンプは、内部に空気を抱え込んだまま虚しく空転を続けることになります。システムは数分間様子を見ますが、水位が上がらないため、最終的に「C5」などのタイムアウトエラーを出して停止します。

このとき、普段とは違う苦しそうなモーター音が鳴ることがあり、それを聞いて「いよいよ寿命だ」と勘違いして新品を買いに行ってしまう方もいらっしゃいます。風呂水を使う設定であっても、水道の蛇口は必ず開けたままにしておくこと。これだけで、不要なトラブルシューティングの時間を大幅に減らすことができますよ。

ポンプからの異音と空転によるトラブル

ホースが何かに挟まって潰れていたり、接続部のゴムパッキンが劣化して空気が漏れていたりすると、ポンプは一生懸命お湯を吸い上げようとしても、水ではなく空気ばかりを吸い込んでしまいます。この状態がいわゆる「空回り(空転)」です。空転状態が続くと、普段の低い「ウー」という音から、「ウィーン」「ガガガ」といった、いつもより高くて耳障りな異音が鳴り続けることがあります。

この異音を聞くと、機械に詳しくない方ほど「モーターの寿命が来て、内部のギアが砕けたのではないか」と不安になるものです。しかし、実際には流体力学的なバランスが崩れているだけで、ホースの配置や状態を整えてあげることであっさり解決することが少なくありません。

例えば、お風呂場から洗濯機までのホースの高低差が1.5メートルを超えていると、東芝製ポンプの設計上のパワーを超えてしまい、物理的にお湯を持ち上げられず空転してしまいます。ホースがたるんでいないか、高い位置に掛かりすぎていないかを確認してみてください。

ただし、異音が鳴っている空転状態を「いつかは吸い上げるだろう」と長期間放置するのは大変危険です。水が流れていないポンプは冷却されず、モーターが異常に過熱してしまい、本当にコイルが焼き切れて寿命を迎えてしまう原因になります。異音に気づいたら、そのまま放置せず、一旦一時停止ボタンを押して運転を止め、ホースの折れや水面の高さをチェックしてあげてくださいね。

入浴剤や高温の残り湯による劣化と故障

ポンプの寿命を縮める3つのNG行動(蛇口を閉める、40度以上のお湯、入浴剤の使用)

部品保有期間である6年を待たずして、風呂水ポンプが物理的な限界を迎え、文字通り「寿命」を短縮させてしまう決定的な要因があります。それが、ポンプが日々吸い込んでいる残り湯の「水質」と「温度」によるダメージです。

実は、洗濯機側は「常温の透き通ったお湯」を吸うことを前提に作られているため、私たちのバスタイムの楽しみが、ポンプにとっては過酷なストレスになっていることがあるんです。

まず水質についてですが、近年人気のある「とろみのある保湿系入浴剤」や、「シュワシュワと泡立つ発泡性の入浴剤」は、ポンプシステムの天敵と言っても過言ではありません。とろみ成分はホースの内壁やポンプの細かい部品にベッタリと張り付き、お湯の通り道をどんどん狭くしていきます。狭い道を通そうとモーターは余計なパワーを使い、慢性的な過労状態に陥ります。

また、発泡成分の泡がポンプ内で弾けるときの衝撃は、羽根車に細かなヒビを入れる原因にもなります。さらに、硫黄成分を含む温泉系の入浴剤は、金属部品を容赦なくサビさせてしまい、水漏れやショートといった致命傷を引き起こします。

次に温度ですが、東芝は公式に「残り湯は必ず40℃以下に冷めてから使うこと」を推奨しています。

40℃を超える熱いお湯を吸い込み続けると、ポンプのプラスチック部品が熱で変形したり、隙間を埋めているゴムパッキンが硬くなって劣化(熱老化)したりします。パッキンがダメになるとそこから空気を吸い込み、先ほどお話しした空転エラーの引き金になります。

ポンプを長持ちさせるためには、特殊な入浴剤を入れた日は残り湯洗濯を諦める、しっかりお湯が冷めたのを確認してから使うといった、毎日のちょっとした気遣いがとても大切になってくるかなと思います。

エア噛み解消の手順と手動での回復法

ここまでの対策(水栓は開いている、入浴剤は使っていない、ホースも潰れていない)をすべて確認しても、まだ「ウィーン」と音がするだけで吸水しない場合。いよいよポンプの寿命かと諦める前に、もう一つだけ試していただきたい究極のメンテナンスがあります。

それが、ポンプ内部に空気が強固に溜まって抜けない「エア噛み」という状態を、手動で強制的に解消する「手動呼び水プロセス」です。

これは、ポンプ内部の構造を水で満たすことで、失われた吸引力を復活させるという、理にかなったトラブルシューティングです。ただし少しコツがいるので、慎重に進めていきましょう。

手動呼び水の手順

通常の水道水モードで運転開始し、モーター音が鳴ったら給水口から約500mlの水を注ぐ最終手段の手順

まず、洗濯機本体からふろ水給水ホースを完全に取り外します。次に、洗濯槽の中に衣類が入っていない空の状態にしてから、「ふろ水」ではなく「通常の水道水による給水設定」を選んでスタートボタンを押します。しばらくすると、洗濯機の内部から「ウー」というポンプモーターの低い駆動音が聞こえ始めます。

モーターの音が確認できたその瞬間に、あらかじめ計量カップなどに用意しておいた約500mlの清潔な水道水を、ホースを取り外した本体の「給水口」から直接、ゆっくりと注ぎ入れます。この500mlの水が、ポンプ内に居座っていた頑固な空気を押し出し、内部を水で満たしてくれることで、途絶えていた吸引力が一気に蘇るんです。

【重大な注意点】

お水を給水口に注ぐ際、勢い余って周囲に水をこぼしてしまうと、すぐ近くにある電子基板の隙間に水が侵入し、一発でショートして洗濯機自体が完全に壊れてしまう(事実上の完全な寿命となる)危険性があります。作業を行う前には、給水口の周りを厚手の乾いたタオルなどで厳重に覆い、絶対に水がこぼれないよう保護壁を作ってください。また、この作業は感電や故障のリスクを伴うため、最終的な判断は専門家にご相談の上、自己責任で慎重に行ってくださいね。

お水を入れ終わったら、すぐに「一時停止」を押して運転を止め、電源を切ってリセットします。その後、改めてふろ水モードで起動してみて、勢いよく水が上がってくれば大成功。もしこれをやっても全く吸わない、あるいは異音が続くようであれば、残念ながらモーター内部の断線など、本格的な寿命を迎えている可能性が高いと診断できます。

東芝の洗濯機の風呂水ポンプ寿命と交換修理

さて、ここからはポンプが不調な時のお手入れの具体的なやり方や、傷んでしまったホースの交換にかかる費用、そしてもし内蔵ポンプが完全に寿命を迎えてしまった場合に備えた、ちょっと意外な「外部ポンプを使った延命策」について詳しく解説していきます。

自分でできる対処法を知っておけば、数万円かかる高額な修理費用をグッと抑えることができるかもしれませんよ。

フィルター掃除と目詰まりのメンテナンス

ストレーナー、フィルター、ネットの3層構造と、月1回の分解掃除でモーターを守る手順

ポンプが負圧(吸い込む力)を作れなくなってしまう原因として、エア噛みと同じくらいよく起こるのが「給水ホース先端のフィルターの完全な目詰まり」です。お風呂の残り湯には、一見きれいに見えても、人間の皮脂、抜け落ちた髪の毛、垢、タオルから出た微細な繊維くずなど、実に様々な汚れがフワフワと浮遊しています。

もしこれらがダイレクトにポンプの中に入り込んでモーターに絡みついたら、一瞬で動きがロックされてモーターが焼き切れ、寿命を迎えてしまいます。

それを防ぐために、東芝製のふろ水ホースの先端は、単なるザルのような網ではなく、非常に手の込んだ3段階の多層的濾過システムになっています。一番外側で大きな髪の毛などを弾く「ストレーナー」、中間でドロドロの汚れをキャッチする「フィルター(スポンジ状)」、そして最後にミクロの砂や不純物をブロックする「ネット」。

この3つの壁がポンプを守ってくれているのですが、優秀がゆえに、汚れをため込んで目詰まりを起こしやすいという弱点もあります。

フィルターが詰まると、お湯が通る道が狭くなり、ポンプがいくら頑張っても水が上がってきません。これを防ぎ、ポンプの寿命を最大限に延ばすためには、月に1回程度の定期的な分解清掃が欠かせません。

手順は簡単です。ホース先端のプラスチックのカバー(ストレーナー)を左(反時計回り)に回してカチッと外し、中からフィルターとネットを取り出します。これらを洗面器に溜めたお水の中で優しく揉み洗いし、しつこい皮脂汚れを落とします。一番奥の細かいネット部分は、使い古した歯ブラシなどを使って、網目を破らない程度の絶妙な力加減で擦り落とすのがコツです。

もし長年の放置で汚れが石灰化して取れなかったり、ネット自体が破れてしまっていたりする場合は、清掃の限界(部品の寿命)ですので、フィルター部品だけを新しく購入して交換してくださいね。

劣化したホースの交換と純正部品の価格

純正品と市販品(互換品)のホース交換費用の比較表と、中古品は絶対に避けるべきという注意点

洗濯機本体のモーターや基板はまだまだ元気で10年くらい使える状態でも、常に水を通し、湿気の多いお風呂場と洗面所を行き来しているホース部分は、どうしても早く劣化してしまいます。一般的に、ふろ水ホースの寿命は3〜5年程度と言われています。

使っているうちにホースがカチカチに硬くなってしまったり、途中に亀裂が入って水が漏れたり、誰かが踏んづけて潰れてしまったりした場合は、いくら本体のポンプが正常でもお湯は吸い上げられません。この場合は、ホース一式の交換が必要になります。

東芝の主要な全自動洗濯機(AWシリーズなど)やドラム式洗濯乾燥機(TWシリーズなど)に対応している「純正品」のホースは、型番によって多少異なりますが、新品で概ね4,000円台後半で流通しています。長さは標準的な4メートルで、一般的なご家庭のレイアウトなら十分届く長さになっています。

調達ルートと部品種別価格帯の目安(概算)品質と経済性に対する見解
メーカー純正品 (新品)
型番: 42040829 など
4,180円 〜 4,900円公式の抗菌加工が施されており、フィルターユニットも完備。初期投資は少し高めですが、接続部の確実なフィット感と長期的な衛生面を考えると、結果的に最も安心でコストパフォーマンスが高い選択肢です。
互換品・市販ポンプホース
サードパーティ製
3,160円 〜 3,950円純正品の規格に合わせて作られており、1,000円前後安く手に入ります。DIYで少しでも出費を抑えたいという方に人気があります。

※記載の価格は時期や販売プラットフォームにより変動するため、あくまで一般的な購入の目安としてお考えください。

やはり純正品の最大の強みは「抗菌加工」がしっかり明記されている点にあります。お風呂の残り湯には雑菌が繁殖しやすいため、ホースの内側にバイオフィルム(ヌメリ)が発生するのを抑えてくれるのは、毎日使う上で非常に心強いポイントかなと思います。長期的な安心感を買うという意味では、純正品を選ぶのが一番リスクが少ないと言えますね。

互換性のある市販品ホースで費用を抑える

とはいえ、「たかがホースに5,000円近く払うのはちょっとためらうな……」と感じる方も少なくないと思います。そんな時のために、ホームセンターやネット通販では、東芝の規格に対応したサードパーティ製の「互換品(市販品)ホース」も販売されています。

これらの互換品は、純正品を研究して作られており、洗濯機本体の接続口にカチッとハマるように設計されています。価格帯としては3,000円台前半で流通していることが多く、純正品と比べると1,000円から1,500円程度のコストダウンが見込めます。少しでも修理にかかる費用を圧縮して、手軽にDIYで交換したいと考えている消費者にとっては、非常に魅力的な選択肢になりますね。

さらに安く済ませようと、フリマアプリなどの二次流通市場で「数回しか使っていない中古のホース」を1,000円台で探す強者もいらっしゃいます。確かに圧倒的な低コストですが、私としてはあまりおすすめできません。

なぜなら、前の持ち主がどんな入浴剤を使っていたのか、どれくらいの頻度でメンテナンスをしていたのかが全く分からず、ホースの内部に目に見えない雑菌やヘドロが溜まっている「見えない寿命リスク」を自己責任で抱え込むことになるからです。衛生面を第一に考えるなら、互換品であっても必ず「新品」を選ぶことを強くおすすめします。

外部の市販ポンプで代用する究極の延命策

本体ごと買い替えず、市販の外部ポンプを使って出費を抑える賢い延命策のアイデア

フィルターもピカピカに掃除した、ホースも新品に変えた、手動での呼び水もやってみた……。それでも全くお水が吸い上がらず、モーターの駆動音すら聞こえない。こうなってしまうと、いよいよ洗濯機本体に内蔵されているポンプモーターそのものが電気的、機械的な寿命を迎えてしまったと判断せざるを得ません。

もしご自宅の洗濯機が製造から6年以内であれば、メーカーに出張修理を依頼してポンプ部品を交換してもらうのが王道です(数万円の費用はかかりますが)。しかし、もし部品保有期間の6年を過ぎていて「部品がないので修理できません」と言われてしまったらどうでしょう。

脱水も洗濯もバッチリできるのに、ただ「お風呂のお湯を吸う機能」が壊れただけで、十数万円もする高額な洗濯機を丸ごと買い替えるというのは、あまりにももったいないですよね。

そこでご提案したいのが、ホームセンターの家電コーナーなどで売られている「外部の市販ふろ水給水ポンプ」を使ってシステムを代用するという、究極の延命アプローチです。

これは、洗濯機とは完全に独立したコンセント式の小型ポンプ(数千円程度)を買ってきて、お風呂の浴槽に沈め、そこから伸びるホースを洗濯槽の中に直接垂らして手動でお湯を汲み上げるという力技です。使い方のフローとしては、まず洗濯機のふろ水設定を解除して「通常の水道水モード」にします。

そして、洗濯をスタートする前や、すすぎでお水が必要になるタイミングで、自分で外部ポンプのスイッチをパチっと入れて、洗濯槽の中にお湯をドバドバと溜めます。適量になったらポンプを止めて、洗濯機のスタートボタンを押す、という手順になります。

全自動の便利さからは少し後退してしまい、手動でスイッチを入り切りする手間は増えますが、たった数千円の投資で「残り湯を再利用する」という最大の目的は引き続き達成できます。洗濯機本体のメインモーターが本当に寿命を迎える最後の日まで、経済的な恩恵を受け続けることができる、とても実用的で合理的な作戦かなと思います。

東芝の洗濯機における風呂水ポンプの寿命まとめ

かなり長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。東芝の洗濯機における風呂水ポンプの寿命や、「吸わない」というトラブルの裏側について、多角的な視点から解説してきました。

この記事でお伝えしたかった最も重要なポイントは、「エラーが出て吸わなくなったからといって、すぐにポンプの寿命だと決めつける必要はない」ということです。多くの場合、水道の蛇口(水栓)が閉まっていて呼び水がこない、フィルターが髪の毛などで目詰まりしている、ホースが潰れてエア噛みを起こしているなど、周辺の環境やお手入れ不足が原因です。

まずは落ち着いて流路の確認と清掃を行い、必要であれば手動での呼び水注入といったDIYアプローチを試してみてください。

それでもダメなら、3,000円〜5,000円台で手に入る純正ホースや互換ホースへの交換を検討し、最終的に内蔵ポンプが本当に壊れてしまったと判断した時には、外部の市販ポンプを導入して洗濯機本体の寿命を全うさせるという選択肢も持っておくと心強いですよね。

そして何より、日頃からとろみのある入浴剤を避けたり、残り湯が40℃以下に冷めるのを待ったりと、ポンプへの思いやりを持つことが長持ちの秘訣です。

もし色々と試してみてもご自身での解決が難しいと感じた時は、無理をして怪我や漏電の事故を起こしてしまっては元も子もありません。「最終的な判断は専門家にご相談ください」という言葉の通り、メーカーのサポート窓口や街の電器屋さんに頼ることも忘れないでくださいね。

この記事が、皆さんの毎日のお洗濯ライフを少しでも快適で経済的なものにするお手伝いになれば、私としても最高に嬉しいです。

ABOUT ME
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重度の洗濯機オタク
お気に入りのデニムや、アークテリクス、ノースフェイスなどのアウトドアウェアを「絶対に傷めず、完璧に洗いたい!」という執念から、気づけば重度の洗濯機オタクに。 当ブログ「ウォッシュログ」では、日立やパナソニックのドラム式洗濯機のリアルな比較や、エラー(C02やU11など)の自力修理ガイドを実体験ベースでお届けしています。 「直せるものは自分で直す」がモットー!皆さんの快適な洗濯ライフを全力でサポートします。
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